商品詳細

T-14 hi-reso

販売価格: 8,310円(税込)

希望小売価格: 9,240円

商品詳細

      (1) はじめに DH Labsの「T-14 (T-14 High Resolution Speaker Cable)」は、同社の他製品と比べても、特別な異彩を放っている製品です。その詳細については以下の項目で触れさせていただきますが、この「T-14」というケーブルの特徴を一口に言うとすれば、それは、素材及び構造を極限まで追求すると共に、一切の粉飾を排除した、いわばエキスのような、結晶のようなケーブルであるということです。  (2) T-14の導体 「T-14」の成り立ちを観てみましょう。導体には40 grains(/ft)という精度を持つ「OFHCC連続結晶長粒銅」、そしてコーティング用純銀には「HIGH-FINE SILVER」という、いずれも最高ランクの純度を持つ素材が投入されています。これらは安定品質、安定供給のために、厳しく管理され、米国内のみで調達されたものです。 導体について特記すべきは、純銀が二重にコートされている点です。純銀という貴金属は、あらゆる金属中最高の導電率と低抵抗値を持つ、きわめて理想的な導体素材です。これを信号の主要な走路となる導体表面に厚くコーティングすることは、導電上たいへん合理的な方法といえます。結果的にT-14は、限りなく純銀線に近い音響特性を持つケーブルとなっているのです。 導体は、純銀コート後きわめて厳密な公差基準に従って研磨されます。これはDH Labs専有技術によるもので、あらゆる音響特性が総合的に整えられ、そこには「眩しさ」や「鋭さ」のような貴金属素材に含まれるキャラクターを解消する効果も含まれます。純銀製のリベレーション・シリーズのユーザーの方なら、そこにクセや不自然な鋭さが皆無であることをご存知だと思います。  (3) T-14の構造 こうして美しく整えられたT-14導体は、デュポン社に特注された最高品質のテフロンによって被覆されています。これには、誘電損を強力に防止することはもちろん、レゾナンスをミルスペックまで抑制する効果があり、解像度を低めてしまう共鳴、共振、マイクロフォン効果等を、徹底的に締め出すのです。 被覆されたT-14導体はきつく撚られ、螺旋配置されます。その上にマイラーが、これまた大変きつく巻かれています。またアウターの収縮度もきわめて強いものです。こうしてT-14には徹底した制震処理が施されています。それらは、直接音輪郭のくっきりとした明瞭さ、背景の低ノイズレベル、ミッドレンジの混濁の排除、スピーディーな音の立ち上がり、低音の引き締まりと明瞭さ等々、T-14ならではの音質に大きく貢献しているのです。言うまでもなく、それらはスペック面にも如実に反映します。静電容量は1ftあたり21.5pFまで低下し、インダクタンスも同様に極限まで低く抑え込まれています。3m以上のT-14でも、多くのアンプの出力段より低い値のインダクタンス値となっているのです。こうして、T-14の持つ品質は高い信頼を獲得し、アメリカの多くのレコーディングスタジオ、マスタリングスタジオで採用されるに至ったのです。  (4) T-14の低音再生 素材を厳選し、粉飾を排除して産み出されるT-14は、他のケーブルに比べてやや細身に仕上がります。(OD:7.4mm)このため、その外観のもたらすイメージによって、低域が薄いのではないかと危惧するむきもあるようです。実際には、T-14はDHラボ製品の中でも特に多くのスタジオ現場で採用されているケーブルであり、著名なエンジニア達によって、低域を含むあらゆる帯域にきわめて充実した再生能力を持つことが認められています。実際その再生音を聴くなら、ともすればこれ見よがしの極太外観を持つハイエンドケーブルより、深く量感のある低音が確認できます。しかも深く量感がありながら、膨張や混濁の一切ない、きわめて理想的な低音再生を聴かせることが確認されているのです。  (5) T-14の音質 包括的に評するなら、確かにT-14は正確さや明瞭さに優れる音質といえるでしょう。ただし、とてもその一言で済まされるような音質ではありません。徹底して雑味の排除されたT-14の音質は、人の声や独奏楽器において特別な味わいを聴かせます。ノイズ成分のように直接音の邪魔をする要素が取り除かれたとき、楽音そのものが直接的に現れ出てくるからです。ヴォーカルやソロ楽器は、温かさや肉声感に富んでいます。とりわけヴァイオリンのヴィブラートやギターのディストーションなど、官能的ですらあり、眩暈を覚えるほどの生々しさがあります。  (6) おわりに T-14の卓抜な音響特性、アキュレートさを極める再現性、リスナーを捉える魅力的音質には圧倒的なものがあります。このようなプロダクトこそ真の成功作というべきで、事実米国で異例のロングセラーを続けています。オーディオファイルはもとより、スタジオエンジニア、更にオーディオ評論家(多くは「T-14」2組によるBi-wireを使用)にいたるまで、一旦T-14を使い始めたユーザーの多くが決して手放そうとしません。その事実こそ、この製品が稀有の魅力を持つことの何よりの証しなのです。 (「SoundStage!」Recommend、「6 Moons Audio」Recommend、「Home Technology eMagazine」Recommend、「Bound For Sound」Recommend、「SPEAKER BUILDER」Recommend、「Audio Observatory」Recommend) ■7.4mm Diameter、14AWG High-Fine Silver coated Crystal-Copper conductors(Highest Grade OFHCC Continuous Crystal Long Grain Copper)、Mil-spec Teflon insulation  ※表示価格は1mあたりの切売価格です。お申込みの際は、[個数]欄に「4」等のように総ケーブル長を入力し、備考欄に「2m + 2m」等と内訳をお書き添えください。 ※画像はGold Z-Bananaによる端末処理例です。(このページの商品にはプラグは付属しません。)  

Appendance

画像: T-14 hi-reso

(T-14 DT-Biwire)




<ご参考>


T-14は2束の14AWG、OFC導体を投入しており、

厚く銀コートされている。

この銀コートは殆どの製品のものより二倍厚くされているという。

導体はきつく押し出されたテフロンで遮断され、

そしてポリマー・ロープ・スペーサーと共に、

低いインダクタンス螺旋で撚られている。

さらにその形状を維持するためマイラー膜できつく包まれ、

アウタージャケットのPVCによってT-14は仕上げられている。

Daren Hovsepianは、導体が時間とともに酸化しないほどきつく封じたと言っている。

こうして、T-14はスピーカーと電子機器の内部に理想的に連結されるのだ。



音楽がかかり始めたとき、

T-14によってもたらされた音の変化に、心地よい驚きを禁じ得なかった。

音楽はより開放的で、透明だった。

高域は、より広げられるが、より滑らかに聴こえた。

低域は私の前のケーブル同様に深かった。

けれど、それはより引き締められ、充分にコントロールされていた。

サウンドステージ幅も前のケーブルとほぼ同様だったが、

深さとレイヤリングはより大きかった。

また、小音量時の分解能はより優れていた。

ケーブルの全体的な音は、

高域から低域まで全くフラットに保たれており、

僅かの有害な人為性もT-14の音に加えられているのを見いだせなかった。


2、3時間の慣らしの後、

ケーブルはある程度パフォーマンスの大部分の領域において向上した。

しかし、およそ48時間T-14を使ったあと、さらに劇的な改善が見られた。



あなたのシステムでT-14よりよく聞こえそうなハイエンドケーブルが、

市場にあるだろうか?

もしそうなら大金を払う用意をするべきだろう。

それでは、T-14の価格帯にそうするに値する製品があるだろうか?

それは疑わしいことだ。



「黄金の響き」より抜粋(「Atlanta Audio Society」)



ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内