ケーブルアイソレーターを二段に重ね、
上下からケーブルを固定する「ダブルスタック」です。
制震効果、静音効果は最強レベルです。
ぜひお試しください。
ケーブルアイソレーター2個と
固定用ベルトのセットとなります。
ダブルスタックは、
(1)1本用:電源ケーブルなど13mm径以上の太さのケーブル
(2)2本用:11mm径以上の太さのケーブル
で有効になります。
(太さの満たない場合は、ケーブルにテープを巻くなどして
太くすることにより使用できます)
※構造を見やすくするため画像は木材のままになっていますが、 実際には底面、上面に静音材が貼られています。
<ケーブルアイソレーター>
今や多くのオーディオファイルの方が、
ケーブルを無造作に床に垂らすこと、
あるいは機器や他のケーブルに触れたままの状態で使用することを
避けています。
ケーブルというものが、互いにノイズ(RFI等)を伝播させたり、
レゾナンスを物理的に伝え合ったりする事実を思えば、
これは当然の配慮かもしれません。
そうした状況に伴い、ケーブルインシュレータ―なるものも
必然的に市民権を得ました。
そこで重要になるのは、本当に実効性のある製品であるかどうかと
いうことでしょう。
DH Labs.jpでお奨めするのは、高価な紫檀の天然木で作られた
「ケーブルアイソレーター」というアイテムです。
「紫檀」は重硬かつ高密度の木材で、木管や弦など、
きわめて厳格な基準の求められる楽器に使用される素材です。
近年その稀少性が重要視され、ワシントン条約の絶滅危惧種にも
登録されています。
仮にケーブルを重硬な紫檀の上に無造作に乗せただけでも、
前述のような各種の音響上の害から守られます。
けれど、この製品にはそれに留まらない工夫が
盛り込まれているのです。
まずこのM字型の形状です。
本来は、天地裏返すことでケーブル1本用と2本用とを
使い分けるというものです。
1本用は電源ケーブルのような太いケーブルを安定化させ、
2本用は近くにある2本のケーブルを接触させないよう
離して配置します。
けれど、それだけの意味ではありません。
どちらの面を使用しても、床側に大きなノッチが入っていて、
床との接触面積が小さくなる形状になっているのです。
さり気なく見えて、レゾナンス伝播を防ぐ上でとても合理的な
設計といえます。
更にケーブルと床の接触面には安定的に設置するための
滑り止めが貼られていますが、
実はこれはオーディオ機器に用いられる静音材です。
そこでも静音、制震に配慮されているのです。
こうした工夫は、確実に音質面に反映します。
ケーブルのレゾナンスを抑え、
他のケーブルや機器との干渉を排除することにより、
不快に持続する低周波ノイズ等の発生を防ぎます。
また再生音自体にも大きな改善をもたらします。
今まで無意識でいたマイナス要素に気づかせてくれるのです。
低域から中音域にあった、混濁感や不快な重苦しさが
消え去ります。
響きに清澄さと軽快さが出て来て、生命感が感じられます。
楽音に俄然楽しさが出て来ます。
正直これは予想していなかった効果でした。
さらに、「エボニースパイク」の項でも触れていますが、
天然素材というものは、音に不快なキャラクターを乗せるような
副作用がないのです。
これは軽視できない、大きなメリットです。
特にお奨めしたいのは、高圧の掛かる電源ケーブル、
そして同様に大きなレゾナンスの発生するスピーカーケーブルです。
実際に使用して成果を確認したとき、
このアイテムがむしろ必須のものであったと納得されるはずです。
■紫檀天然木製、1本・2本併用設計、特殊静音材、サイズ:66mm(W) x 44mm(H) x 25mm(D)
※表示価格はケーブルアイソレーター2個及び固定用ベルト、1セット分です。
< ご参考 (紫檀について) >
紫檀の産地は、世界の熱帯地帯から亜熱帯地区に分布しています。
心材は、赤紫褐色から紫色を帯びた暗褐色で、黒紫色の美しい縞模様が
あります。
紫檀はきわめて重硬な材質で、製材、加工が困難なため、工具の刃にも
特殊な材質のものが使用されるくらいです。
自ずと紫檀で作られた家具や調度品は大変高価なものになります。
稀少性が高く、ワシントン条約の絶滅危惧種(「附属書II」)に
指定されています。